Ankerのモバイルバッテリーは爆発する?
そもそもAnkerのモバイルバッテリーが全部危険という話ではありません。
過去に一部モデルで発火・異常発熱の可能性があり、公式の製品回収が案内されています。
ゲーム用に選ぶなら、リコール対象かを確認したうえで、容量・出力・重さ・使い方まで見るのが安全です。
先に確認したいこと
- 手元のAnker製品が回収対象の型番・シリアル番号に入っていないか
- SwitchやSteam Deckなど、使うゲーム機に必要な出力を満たしているか
- 膨張・異常発熱・焦げ臭さがある製品を使い続けていないか
- 回収対象品や劣化品を通常ゴミに捨てようとしていないか
ゲーム中は充電しながら長時間使うことが多く、スマホの動画視聴よりもバッテリー側に負荷がかかりやすいです。
不安を消すためにも、まずはリコール対象品と通常販売品を分けて考えるところから見ていきます。
必要であればAnker公式の回収情報、各製品の仕様、リチウムイオン電池の安全情報を確認しましょう。
実際の充電速度や発熱は、ゲーム機本体・プレイするゲーム・室温・ケーブル・バッテリー残量によって変わります。
リコール対象品以外は危険ではない
現在のAnkerから出ているモバイル充電機はほとんど問題なく安全装置等もしっかり付属しています。
Ankerだから危険と決めつけるのは早計かもしれません。
それでも不安な方はMOTTERU等のメーカーから発火リスクほぼゼロを謡うモバイルバッテリー等が出ています。
Ankerのリコール対象モバイルバッテリーは必ず型番で確認する
Ankerの製品回収情報は、Anker Japan公式の製品回収情報で確認できます。
Ankerでは一部のモバイルバッテリーについて製品回収が案内されており、型番だけでなくシリアル番号や対象販売期間の確認が必要な製品もあります。購入前・使用前には、必ずAnker Japan公式の製品回収情報で最新の対象製品を確認してください。
ここで大事なのは、Ankerというメーカー全体を危険扱いしないことです。
一方で、対象品を持っている可能性があるなら、まだ普通に使えていても放置しないほうが安全です。
| 確認したい型番 | 製品名の例 | ゲーム用途での判断 |
|---|---|---|
| A1263 | Anker PowerCore 10000 | 対象販売期間とシリアル番号を公式フォームで確認。8桁シリアルなど対象外条件も確認 |
| A1257 | Anker Power Bank (10000mAh, 22.5W) など | シリアル番号で対象判定が必要 |
| A1647 | Anker Power Bank (20000mAh, 22.5W, Built-In USB-C ケーブル) | 購入時期を含めて回収情報を確認 |
| A1642 | Anker 334 MagGo Battery (PowerCore 10000) | 回収情報を確認してから使用判断 |
| A1652 | Anker MagGo Power Bank (10000mAh, 7.5W, Stand) | ワイヤレス充電用途でも対象確認が必要 |
型番は本体側面や底面、製品ラベルに書かれていることが多いです。
回収ページではシリアル番号の入力欄があり、似た文字を見間違えやすいので、1・I・L、0・O、2・Zなどは特に注意してください。

該当しそうな場合は
2025年6月掲載の回収受付フォームや、2025年10月掲載の回収受付フォームを確認し、案内に沿って申し込みます。
回収対象の可能性がある製品は、ゲーム中の充電に使い続けないでください。
リコールは製造過程によるミス
セル製造を委託しているサプライヤーの製造工程において、特定の時期に電極体の切断時に発生する細かな異物の処理が適切に行われていない環境にて電池セルが組み立てられた結果、一部製品の電池セル内に細かな異物が混入する事象が発生。結果として、使用時に内部短絡が起こりえる状態で出荷がなされたため。
Anker公式より引用
現状のAnker製品は検品における体制の見直しならびに検品項目の厳格化がされたためこのような事象は発生していません。
発火・膨張を避けるための使い方と処分の注意点
安全なメーカーの製品を選んでも、使い方が荒いとリスクは上がります。
モバイルバッテリーはリチウムイオン電池を使うため、強い衝撃、高温、劣化、異常発熱には注意が必要です。
- 真夏の車内や直射日光の当たる場所に放置しない
- 落下・圧迫・水濡れのあとに違和感があれば使わない
- 充電中に異常な熱さ、焦げ臭さ、膨張を感じたらすぐ使用をやめる
- ゲーム機本体とバッテリーを重ねて熱が逃げにくい状態にしない
- 出力に合ったUSB-Cケーブルを使う
特にゲーム中は、スマホやゲーム機本体も熱を持ちます。
モバイルバッテリーを本体の裏に密着させたまま長時間プレイすると、熱がこもりやすくなります。
また、膨らんだモバイルバッテリーや回収対象品を通常ゴミに捨てるのは危険です。
消費者庁も、リチウムイオン電池搭載製品を他のゴミと混ぜて捨てると、ゴミ収集車や処理施設で火災につながる可能性があると注意喚起しています。
処分するときは、自治体の案内、メーカーの回収、またはJBRCの協力店検索などを確認しましょう。
不安な状態の製品を無理に持ち運ぶ必要がある場合も、まず自治体やメーカーの案内に従うのが安全です。
ただし、明らかに膨張・変形しているモバイルバッテリーは、店頭回収や回収ボックスで受け付けてもらえない場合があります。無断で回収ボックスに入れず、メーカー窓口・自治体・回収店舗のスタッフに個別に確認してください。
メーカー名だけで安全と決めつけないためのチェック項目
安全重視で選ぶときも、メーカー名だけで判断するより、サポートや表示の確認しやすさを見るほうが失敗しにくいです。
メーカー名の知名度だけで安全と決めつけるより、次の基準で見たほうが選びやすくなります。
- 国内向けのサポートページや回収情報が確認しやすい
- PSEマークなど日本向けの表示を確認できる
- 容量と出力が商品説明に明記されている
- 高出力時に必要なケーブル条件が分かる
- 極端に安すぎるノーブランド品を避ける
ゲーム用では、安さだけで選ぶよりも、サポートの分かりやすさを重視したほうが安心です。
もし不具合や回収情報が出たとき、型番・シリアル番号・問い合わせ先をすぐ確認できる製品のほうが対応しやすいからです。
ゲーム向けに選びやすいAnkerの定番モバイルバッテリー候補
ここからは、リコール対象の確認を済ませたうえでゲーム用途に選びやすいAnkerの定番候補を整理します。
販売状況や仕様は時期によって変わるため、購入前には商品ページの型番・出力・容量を必ず確認してください。
先にざっくり選ぶなら
スマホゲーム中心は10000mAh・30W
Switchを長く遊ぶなら20000mAh・30W
Steam Deckまで考えるなら45W以上の高出力モデルが目安です。
重さを抑えたい人は10000mAh、旅行や長時間プレイを重視する人は20000mAh以上を候補にすると選びやすくなります。
| 候補 | 向いている用途 | 見るべきポイント |
|---|---|---|
| Anker Power Bank (10000mAh, 30W) | スマホゲーム・短時間のSwitch | 軽さと30W出力のバランス |
| Anker Nano Power Bank (30W, Built-In USB-C Cable) | ケーブル忘れを減らしたい外出用 | 一体型ケーブルの扱いやすさと耐久面 |
| Anker Power Bank (20000mAh, 30W) | Switchの長時間プレイ・旅行 | 容量の安心感と本体重量 |
| Anker Power Bank (20000mAh, 87W, Built-In USB-C ケーブル) | Steam Deckや高出力機器 | 45W以上のUSB-C PD出力と価格 |
スマホゲーム中心ならAnker Power Bank (10000mAh, 30W)
スマホゲーム用で最初に見やすいのは、10000mAh・最大30Wクラスのモバイルバッテリーです。
容量と軽さのバランスがよく、カバンに入れっぱなしでも邪魔になりにくいのがメリットです。
スマホを充電しながらプレイするなら、30Wクラスあれば多くの場面で扱いやすいです。
Switchにも使えますが、長時間プレイを前提にするなら20000mAhクラスも比較候補に入ります。
ケーブル忘れを減らしたいならAnker Nano Power Bank (30W, Built-In USB-C Cable)
外でゲームをする人にとって、意外と困るのがケーブル忘れです。
USB-Cケーブル一体型のモデルなら、バッテリー本体だけ持てば充電しやすくなります。
スマホゲームやSwitchの短時間プレイなら、ケーブル一体型はかなり便利です。
一方で、ケーブル部分に負担をかける使い方は避け、カバンの中で強く曲がらないようにしましょう。
Switchを長めに遊ぶなら20000mAh・30Wクラス
Switchを外出先で長めに遊ぶなら、20000mAhクラスの安心感があります。
10000mAhより重くなりますが、移動中や旅行先での充電切れ対策としては選びやすい容量です。
最大30W対応のモデルなら、Switchやスマホゲーム用としては現実的な候補になります。
本体を手に持ちながら使うより、テーブルやバッグに置いてケーブルでつなぐ使い方が向いています。
Steam Deckまで考えるなら45W以上、余裕重視なら65W以上
Steam Deck用まで考えるなら、スマホ向けの小型バッテリーとは別枠で選んだほうが安全です。
45W以上のUSB-C PD出力に対応したモデルを目安にし、余裕を見たいなら65W以上のモデルを候補にしましょう。
高出力モデルは便利ですが、本体が重くなりやすく価格も上がります。
Steam Deckを持ち歩く頻度が低いなら、スマホ・Switch向けとは分けて考えるのもありです。
よくある質問
Ankerのモバイルバッテリーは全部危険ですか?
全部が危険というわけではありません。
ただし、一部モデルで回収対象になっている製品があるため
手元の製品の型番とシリアル番号は公式ページで確認してください。
リコール対象外ならゲーム中に充電しながら使っても大丈夫ですか?
対象外でも、発熱しやすい環境では注意が必要です。
本体とバッテリーを重ねない、直射日光を避ける、異常な熱さを感じたら使わないなど、熱を逃がす使い方を意識しましょう。
Switch用モバイルバッテリーは何Wがおすすめですか?
目安としては30W以上のUSB-C PD対応モデルが選びやすいです。
短時間なら10000mAh、長時間や旅行用なら20000mAhクラスも候補になります。
Steam Deck用モバイルバッテリーは何W必要ですか?
Steam Deckまで考えるなら45W以上が目安です。
余裕を持たせたい場合は65W以上の高出力モデルを選ぶと、プレイ中の充電不足を避けやすくなります。
膨らんだモバイルバッテリーはどうすればいいですか?
使い続けず、通常ゴミにも捨てないでください。
メーカーの案内、自治体の回収ルール、家電量販店などの回収窓口を確認し、安全な方法で処分しましょう。
まとめ:Ankerの爆発が不安なら、リコール確認とゲーム機に合う出力をセットで見る
Ankerのモバイルバッテリーは、すべてが爆発しやすい製品というわけではありません。
回収対象のモデルがある以上、ゲーム用に買う前・使い続ける前に公式情報を確認する価値はあります。
スマホゲーム中心なら10000mAh・30Wクラス、Switchを長く遊ぶなら20000mAh・30Wクラス、Steam Deckまで考えるなら45W以上、できれば65W以上を目安にすると選びやすいです。
容量だけでなく、出力・重さ・ケーブル・発熱しにくい使い方まで見れば、外出先でも安心してゲームを楽しみやすくなります。
それでも不安な方はMOTTERU等のメーカーから発火リスクほぼゼロを謡うモバイルバッテリー等が出ています。



